起業家と創作者

「僕は君たちに武器を配りたい」という本を大学の図書館で借りて読んでみた。6年前(民主党政権の真っ最中)の本だったけれど、本当に多くの学びがあった。中でも一番印象に残ったのは、

起業家(イノベーター)を目指せ

という章。イノベーションを和訳すると「技術革新」になるが、新たなテクノロジーを生み出すことだけがイノベーションであるとは限らない。むしろ既存の技術を組み合わせ、新たな市場を開拓していった古今東西のスタートアップたちが、数多くの成功を収めていったという事実を僕達は知っている。だから僕は、常に新しい発想を生み出す人間でありたいと思う。他者と違った目線で社会を見つめ、考え、情報を集め、時に奇抜なアイディアを生み出す変人でありたいと思う。

そうなれば最早、起業家でありながら、1人の創作者(クリエイター)でもあるのだ。

投資家(インベスター)になるか、運搬者(トレーダー)になるか、専門家(スペシャリスト)になるか、起業家(イノベーター)になるか。

スタートアップを成功させ、大企業に買収されたらしめたもの。その資金で新たな事業を始めたり、なんらかの事業に投資するキャピタルを作ったりもしてみたい。そう上手くは行かないと思うけど、それでもやってみたい。ゼロからイチを創り出す、そんな起業家になりたい。世の中に無かった全く新しいものを作り出す、そんな創作者であり続けたい。

そうやって歩む一歩一歩が、無限に広がる未来に繋がっていく。f:id:mukina:20171104152104p:image